大引けの日経平均は26,714.42円の48.97円安、TOPIXは1,789.05ポイントの4.19ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は842、値下がり銘柄数は1,238。出来高は10億4,210万株、売買代金は2兆153億円。
感染力が従来より最大7割強いとされる新型コロナウイルス変異種が英国で発生し、イタリアやデンマークでも見つかったことを受け、日経平均は前場に一時26,533円(229円安)となった。
だが、来年度の政府予算案が過去最大となるため、景気の下支え効果が期待され、後場の日経平均は下げ幅を縮めた。
ソフトバンクグループ(9984)は特別買収目的会社(SPAC)の新規株式公開(IPO)を申請すると報じられ上昇した。
新型コロナウイルスの変異種発生を受け、換気や空気質の重要性が意識されたためダイキン工業は高い。
中外製薬は抗体改変技術を評価した野村証券が投資判断を引き上げたことで買われた。
一方、任天堂が売られ、ホンダや日産が安く、SUMCOが下落した。
その他、三井不動産や住友不動産が軟調だった。
業種別上昇率上位は非鉄、倉庫運輸、鉄鋼、紙パルプ、銀行で、下落率上位は空運、その他製品、鉱業、不動産、ノンバンク。