TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均はリバランスの影響で小幅安。ソフトバンクGと第一三共、富士フイルムは高い
速報・市況2020年7月28日

☆[概況/大引け] 日経平均はリバランスの影響で小幅安。ソフトバンクGと第一三共、富士フイルムは高い

大引けの日経平均は22,657.38円の58.47円安、TOPIXは1,569.12ポイントの7.57ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は557、値下がり銘柄数は1,534。出来高は10億8,836万株、売買代金は1兆9,878億円。
前場の日経平均は小幅高となったが、ソニーフィナンシャルの代わりに採用される日本取引所グループの購入資金手当てのため、他の224銘柄に広く薄く売りが出るという見方から後場は弱含んだ。
ファナックやセブン&アイ、三井不動産が安く、三菱自動車は今期最終赤字3,600億円の見通しを発表したことで大幅安となった。
パーク24は野村証券が投資判断を「Buy」→「Neutral」に下げたことで売られた。新型コロナの感染者数が再度増加傾向にあることは、人の移動を前提とした駐車場事業の稼働率には向かい風となり、今後の景気回復ペース等も考慮し、業績予想を下方修正したことが要因。
一方、ソフトバンクグループは買われ、第一三共(4568)は英アストラゼネカと抗がん剤開発で提携し、最大で60億ドル(6,300億円)を受け取ることが注目され急騰した。
富士フイルムは米国子会社の新型コロナウイルスのワクチン生産を米国政府が支援するため、上昇した。
コーエーテクモが好決算で買われ、人材・保育関連のライクが高い。
業種別下落率上位は空運、電力ガス、不動産、陸運、輸送用機器で、上昇は医薬品、精密、情報通信、非鉄、紙パルプ。

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