TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は反発したが、プライム市場では下落銘柄数の方が多い
速報・市況2022年5月11日

☆[概況/大引け] 日経平均は反発したが、プライム市場では下落銘柄数の方が多い

大引けの日経平均は46円高の2万6,213円、TOPIXは11ポイント安の1,851ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は630、下落銘柄数は1,158。出来高は13億6,854万株、売買代金は3兆2,045億円。
日経平均は小反発となったが、プライム市場全体では下落銘柄数が多い状況で、TOPIXは小幅安で推移した。
レーザーテックと海運株が買われ、任天堂は1対10の株式分割を好感した。
ソニーグループと日本製鉄は好決算で高く、レノバとトピー工業は今期の改善予想で急騰した。
一方、トヨタ(7203)は決算がアナリスト予想に届かず売られた。
米国長期金利低下でメガバンクが安い。
住友鉱山は今期減益予想で売られ、大平洋金属は今期8割営業減益予想でストップ安となった。
村田製作所が下落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券がMLCC(積層セラミックコンデンサ)事業の成長性は今後も継続すると予想するが、高周波モジュールが成長軌道に乗るかどうかの判断は時期尚早と述べ、レーティングを「Overweight」→「Neutral」に下げた。

業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、その他製品、精密、サービスで、下落率上位は保険、輸送用機器、銀行、紙パルプ、石油。(W)

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