TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は小幅ながら10連騰で、辛うじて22,000円乗せ
速報・市況2019年9月17日

☆[概況/大引け] 日経平均は小幅ながら10連騰で、辛うじて22,000円乗せ

大引けの日経平均は22,001.32円の13.03円高、TOPIXは1,614.58ポイントの4.71ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,250、値下がり銘柄数は792。出来高は13億3,628万株、売買代金は2兆4,201億円。
サウジアラムコの石油施設が攻撃を受け、原油高となったことが不安視され、日経平均は売り先行で始まった。
しかし、トランプ米大統領が「米国はエネルギーの純輸出国で世界最大のエネルギー生産国だ」と述べたことでドルが買われ、1ドル=108円台の円安になったことが下支え要因となり、日経平均は小幅ながら10連騰となり、22,000円乗せとなった。
国際石油開発帝石やコスモエネルギーといった石油関連が買われ、三井物産などの商社も高い。
その他、三井不動産が続伸となり、道路橋で建設後50年以上の割合は25%と報じられたことで、補修需要が期待されたPS三菱(1871)は3月に付けた年初来高値を更新した。
コロプラは新作ゲームが好調でストップ高となり、AI関連のブレインパッドが大幅高。
半面、出資先の米ウィーカンパニーが上場延期見通しで、ソフトバンクグループは売られた。
原油高による燃料コスト上昇が警戒された日本航空や、原材料高で打撃を受ける日本ペイントやDICといった化学株の下げが目立った。
業種別上昇率上位は鉱業、石油、ノンバンク、不動産、卸売で、下落率上位は空運、海運、化学、ゴム、繊維。

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