TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は小幅安。富士通は受注減で下落。中国が2035年ガソリン車全廃計画で日本電産が買われた。シマノとMonotaROは好決算で高い
速報・市況2020年10月28日

☆[概況/大引け] 日経平均は小幅安。富士通は受注減で下落。中国が2035年ガソリン車全廃計画で日本電産が買われた。シマノとMonotaROは好決算で高い

大引けの日経平均は23,418.51円の67.29円安、TOPIXは1,612.55ポイントの4.98ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は634、値下がり銘柄数は1,480。出来高は11億8,305万株、売買代金は2兆3,564億円。
新型コロナウイルスの感染が再拡大しているフランスで大統領が今晩、テレビ演説を行う予定のため、ロックダウン(都市封鎖)を再導入するのではないかという観測から、ユーロ安円高が進み、日経平均は下落した。
だが、本日の終値で日経平均からファミリーマートが除外され、ネクソンが補充されるため、値嵩株の売り・中位株の買いとなることから余剰資金が発生する日経平均連動ファンドは他の日経224銘柄を買い増しすることになり、終盤下げ幅を縮めた。
富士通は第2四半期の受注が前年同期比12%減少だったことで売られた。
山崎パンはコンビニや外食産業の客数減による影響を受け、7~9月期の営業利益が10億円(前年同期比73%減益)となったため下落した。
中国が2035年にガソリン車全廃計画でマツダや三菱自動車は安いが、電気自動車向けモーターの日本電産は年初来高値を更新した。
シマノとMonotaROは好決算で買われた。
ビューティガレージ(3180)はSMBC日興証券が投資評価を新規に「1」と発表したことに刺激を受けた。業務用化粧品業界はECシフトが加速する可能性が高く、先行者メリットを享受できると紹介した。
下落率上位は鉱業、鉄鋼、保険、不動産、非鉄で、上昇率上位は精密、小売、その他製品、電機、情報通信。

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