TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は後半やや伸び悩み。米エヌビディア関連のアドバンテストとイビデンは大幅高
速報・市況2023年5月25日

☆[概況/大引け] 日経平均は後半やや伸び悩み。米エヌビディア関連のアドバンテストとイビデンは大幅高

大引けの日経平均は118円高の3万801円、TOPIXは6ポイント安の2,146ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は726、下落銘柄数は1,010。出来高は12億6,473万株、売買代金は3兆4,686億円。
NYダウ4日続落を受けて日経平均も3日続落で始まったが、すぐに反発に転じた。
米国の半導体メーカーのエヌビディアは人工知能(AI)向けプロセッサーの需要が好調で、第2四半期売上高見通しがアナリスト予想を大きく上回ったため、時間外取引で急騰した。
その影響で、エヌビディアが検査装置を利用しているアドバンテストと、エヌビディアに基板を供給しているイビデン(4062)が大幅高となった。
他にも半導体関連として、芝浦メカトロニクスやエンプラスや東京精密などが物色された。
ただ、物色対象は限定的だったため、TOPIXは3日続落で、日経平均も後半はやや伸び悩んだ。
メガバンクと海運が売られ、第一三共は肺がん向け抗体薬物複合体の上市が1年程度遅れうるという見方から下落した。

業種別上昇率上位は電機、金属、ガラス土石、精密、鉱業で、下落率上位は海運、銀行、保険、陸運、繊維。(W)

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