TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は24,325円(219円高)。米大統領選挙通過により待機資金が流入し、1991年11月以来29年ぶりの高値
速報・市況2020年11月6日

☆[概況/大引け] 日経平均は24,325円(219円高)。米大統領選挙通過により待機資金が流入し、1991年11月以来29年ぶりの高値

大引けの日経平均は24,325.23円の219.95円高、TOPIXは1,658.49ポイントの8.55ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,367、値下がり銘柄数は714。出来高は12億3,212万株、売買代金は2兆5,831億円。
米国大統領選挙の通過により、待機していた資金が株式市場に流入し、日経平均は2018年10月に付けた戻り高値の24,270円を上回り、1991年11月以来29年ぶりの高値となった。
エーザイが続伸。野村証券はアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の成功確率を引き上げ、目標株価を17,000円→20,000円に高めた。
ダイキン工業は10月に続いて、通期減益幅の見通しを再度縮小したことで買われた。
神戸製鋼(5406)は自動車向け鋼材の出荷増により、赤字見通しを縮小したことで大幅高となり、日本板硝子は事業構造改革発表が好感された。
半面、好決算の任天堂は朝方、大幅高を演じたが、サプライズはないという見方から利食い売りに押され、値を消した。
ソフトバンクグループとキーエンスは反落し、ソニーも一服となった。
三井不動産は上期決算がアナリスト予想を下回ったことで売られ、他の不動産株も敬遠された。
その他、中外製薬など医薬品が軟調だった。
2日に好決算を発表したフジクラとは裏腹に、古河電工は赤字決算だったことが失望され大幅安に見舞われた。
業種別上昇率上位は鉄鋼、海運、機械、ゴム、銀行で、下落は不動産、医薬品、電機、情報通信、空運。

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