TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は353円高の2万9,222円と高値引け。挽回生産で自動車株が買われ、これまで敬遠されてきたメルカリやレオパレスも高い
速報・市況2022年8月17日

☆[概況/大引け] 日経平均は353円高の2万9,222円と高値引け。挽回生産で自動車株が買われ、これまで敬遠されてきたメルカリやレオパレスも高い

大引けの日経平均は353円高の2万9,222円、TOPIXは25ポイント高の2,006ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,445、下落銘柄数は335。出来高は11億3,529万株、売買代金は2兆8,671億円。
日経平均は終値で1月5日以来の2万9,000円回復となり、本日の高値で取引を終えた。
今回の決算発表では通期業績予想を上方修正した企業と自社株買いを発表した企業が多かった。
需給面ではお盆明けによる投資家層の復帰への期待も意識された。
なお、今朝発表された7月の貿易統計では、半導体不足が解消方向で自動車輸出が回復してきていることを受けて、自動車株が買われた。海運株も反発し、株高による運用成績向上期待で第一生命など保険も高い。
その他、コロナ特需の反動で昨年末から株価が大幅安となり、5月以降は底練りが続いたメルカリ(4385)が物色された。
2018年に発覚した施工不備で株価が2021年まで株価が大幅安となっていたレオパレス21も「2022年3月期決算は黒字化し、次のステージに向かうための基盤も整えることができた」という全面広告で見直し買いが入り上昇した。
一方、Wスコープは利食い売りで反落した。

業種別上昇率上位は海運、海運、その他製品、輸送用機器、保険、ノンバンクで、下落は空運。(W)

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