TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は78円安。ファーストリテイリングが大幅高で指数の下げは小幅にとどまったが、電機株が安い
速報・市況2022年4月15日

☆[概況/大引け] 日経平均は78円安。ファーストリテイリングが大幅高で指数の下げは小幅にとどまったが、電機株が安い

大引けの日経平均は78円安の2万7,093円、TOPIXは11ポイント安の1,896ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は434、下落銘柄数は1,350。出来高は8億8,006万株、売買代金は2兆448億円。
米国金利上昇による米国株反落を受けて、日経平均も朝方387円安となった。
その後下げ幅を縮めたが、国内と中国は減益となったものの、欧米や韓国、ASEANなどの収益改善が評価されたファーストリテイリングが大幅高となったことが寄与した。ファーストリテイリングの上昇寄与度は184円。
なお、上海のロックダウンで米アップルの取引先工場が稼働停止となっているため、半導体関連株や電子部品株は安い。
良品計画は通期増益から減益予想に下方修正したことで売られた。
セブンイレブン向けに弁当やおにぎりを供給しているわらべや日洋は、光熱費増加を受け、野村証券が業績予想を下方修正し、目標株価を下げたため下落した。
一方、Gunosyは広告宣伝費を抑制し、通期予想を上方修正したためストップ高。
アルバイト情報「バイトル」を運営しているディップは、今期の営業利益予想を94億円~169億円(同67.8%増~201.7%増)と開示し、急騰した。上限値はコロナ禍が終息する前提での社内目標数値、下限値はコロナ禍影響が22年2月期並みとの前提だという。

業種別下落率上位は精密、電機、空運、金属、化学で、上昇率上位は保険、輸送用機器、銀行、証券、海運。(W)

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