TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日銀が金融緩和を堅持する方針と報じられ、後場は居所を変えた
速報・市況2022年7月7日

☆[概況/大引け] 日銀が金融緩和を堅持する方針と報じられ、後場は居所を変えた

大引けの日経平均は382円高の2万6,490円、TOPIXは26ポイント高の1,882ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,380、下落銘柄数は404。出来高は12億7,895万株、売買代金は2兆9,922億円。
日経平均は、前場はETF分配金捻出売りが警戒され伸び悩んだが、韓国サムスン電子が決算発表で買われたことを受けて、持ち直した。
そして、日銀が金融緩和を堅持する方針と報じられ、後場は高寄りとなった。東京エレクトロンが買われ、イオンとわらべや日洋は好決算で大幅高となった。
原料安への期待でタイヤメーカーが上昇し、日銀の金融緩和継続で三菱地所などの不動産株も高い。
大阪有機化学(4187)はシティグループが投資判断を新規に「買い」と発表したことで注目された。
レジスト向けモノマーのトップメーカーで、生産能力増強により、売上成長が継続すると期待。キャッシュ創出力が高く、財務体質が健全なため、株主還元も、積極投資を実行中の会社にしては充実していると紹介した。
一方、大阪チタニウムは続落となった。
また、新型コロナの感染拡大を受けて、ロイヤルHDやサイゼリヤなど外食産業が売られ、アルバイトの求人が減るという懸念からディップも安い。

業種別上昇率上位はゴム、電機、輸送用機器、食品、繊維で、下落率上位は石油、空運、海運、陸運、倉庫運輸。(W)

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