TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日銀が金融緩和縮小を見送り、急激な円安と株高。広範囲に買われ、下落業種は銀行のみ
速報・市況2023年1月18日

☆[概況/大引け] 日銀が金融緩和縮小を見送り、急激な円安と株高。広範囲に買われ、下落業種は銀行のみ

大引けの日経平均は652円高の2万6,791円、TOPIXは32ポイント高の1,934ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,600、下落銘柄数は188。出来高は14億987万株、売買代金は3兆2,776億円。
日銀は金融政策決定会合で「長短金利操作(イールドカーブコントロール)」を維持した。金融緩和縮小を見送ったため、円相場は発表前の1ドル=128円台半ばから131円台となり、日経平均は前引けの163円高から、後場は一時678円高(2万6,816円)に跳ね上がった。
ほぼ全面高となり、ファーストリテテイリング、ソフトバンクグループ、トヨタ、川崎汽船、村田製作、ダイキン、第一三共、テルモ、三井不動産と広範囲に上昇した。
M&A仲介のM&Aキャピタル(6080)とストライクはマッコーリー証券が投資判断を新規に「Outperform」と発表したため急騰した。
Sansanは野村証券が目標株価を引き上げた。
その他、タマホームは自社株買いと記念配当を発表し大幅高。
一方、日銀の金利上限据え置きで銀行株と第一生命が売られ、円安デメリットのニトリは下落した。

業種別上昇率上位は精密、医薬品、輸送用機器、その他製品、機械で、下落は銀行。(W)

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