TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 時間外取引でNYダウ先物が上昇したため連れ高。アメリカン航空の7月増便を受けて日航とANAに連想買い
速報・市況2020年6月5日

☆[概況/大引け] 時間外取引でNYダウ先物が上昇したため連れ高。アメリカン航空の7月増便を受けて日航とANAに連想買い

大引けの日経平均は22,863.73円の167.99円高、TOPIXは1,612.48ポイントの8.66ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,154、値下がり銘柄数は943。出来高は13億9,217万株、売買代金は2兆4,542億円。
今晩の米国で発表される5月の雇用統計を控え、前場の日経平均は小幅安で推移した。だが、時間外取引でNYダウ先物が上昇したことを受けて、後場は値上がりに転じた。
今夜の雇用統計を通過すると次は雇用増加だという目線になると期待されている。
アメリカン航空が7月の増便を発表し急騰したため、日本航空(9201)とANAに連想買いが入った。
メガバンクや東京エレクトロン、日立、ホンダも高い。
アルプスアルパインは純利益予想を30億円と発表し、黒字転換になることが好感された。
ビジネスチャット「Linkit」でテレワーク推進を支援しているACCESSが大幅高となった。
レオパレス21は大株主の村上世彰氏が大規模な増資を引き受けると提案したと報じられ、反発した。
一方、朝日インテックやメニコンなどの精密株が下落し、4月の家計調査で消費支出が前年同月比11.1%減少となったことでアダストリアやローソンなどの消費関連が売られた。
電子署名関連のGMOクラウドは利食い売りに押され続落。
業種別上昇率上位は空運、鉄鋼、海運、保険、銀行で、下落率上位は精密、紙パルプ、食品、情報通信、小売。

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