TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 朝方の買い一巡後はFOMCを控え、伸び悩み。食品株は堅調。Wスコープはストップ安
速報・市況2022年9月20日

☆[概況/大引け] 朝方の買い一巡後はFOMCを控え、伸び悩み。食品株は堅調。Wスコープはストップ安

大引けの日経平均は120円高の2万7,688円、TOPIXは8ポイント高の1,947ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,293、下落率上位は478。出来高は10億3,441万株、売買代金は2兆5,566億円。
バイデン米大統領が18日に、新型コロナウイルス感染症に関し「パンデミック(世界的流行)は終わった」と述べたことを受けて、19日の米国株は反発し、20日の日経平均も追随した。
しかし、20日~21日に開催される米国FOMCで1%の利上げの可能性があることが警戒されているため、日経平均は買い一巡後は伸び悩んだ。
米国の大幅利上げ継続による円安期待で、トヨタや日本製鉄、大平洋金属、ルネサスが買われた。
NTTも物色され、デジタルハーツは大幅高。
そのほか、JTやキリンや東洋水産などの食品株が堅調だった。
一方、海運株は続落となり、HISは反落。
gumiは投資先である株式会社オーバースが手がける新規アイドルグループ創造プロジェクトの総合プロデューサーに秋元康氏が就任と発表したことで、朝方買われたが、戻り売りに押された。
ダブルスコープ(6619)は、韓国証券取引所(KOSDAQ)に上場する韓国子会社の公募価格などの詳細を発表したが、その中で示した時価総額が、従来の見通しの下限を下回ったことが失望され、ストップ安となった。
コーセルは第1四半期の営業利益が微減益で、受注が14.6%減だったため大幅安となった。

業種別上昇率上位はゴム、食品、鉄鋼、卸売、繊維で、下落率上位は海運、不動産、精密、医薬品、陸運。(W)

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