TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 来週の米大統領選を控え、ヘッジ売りが出て日経平均は2万3,000円割れ。武田薬品や東京エレクが安い。アドバンテストとファナックは上昇
速報・市況2020年10月30日

☆[概況/大引け] 来週の米大統領選を控え、ヘッジ売りが出て日経平均は2万3,000円割れ。武田薬品や東京エレクが安い。アドバンテストとファナックは上昇

大引けの日経平均は22,977.13円の354.81円安、TOPIXは1,579.33ポイントの31.60ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は244、値下がり銘柄数は1,897。出来高は13億1,380万株、売買代金は2兆6,377億円。
11月3日の米国大統領選挙は新型コロナの影響で郵便投票が多く、決着が付くまでに時間が掛かるという見方や、両候補から勝利宣言が出され混乱するといった懸念が抱かれているため、日経平均はヘッジ売りが出て、2万3,000円を割り込んだ。
武田薬品は上期のコア営業利益が小幅減益となったことで下落し、オリエンタルランドはアナリスト予想以上の赤字で安い。
東京エレクトロン(8035)は売上増額に対する利益増額が限界利益以下であり、増収となっても粗利益率が改善していかないという課題から売られた。
アンリツは第2四半期の計測事業の受注が第1四半期比24%減となり値下がりとなった。
一方、アドバンテストとファナックは通期業績上方修正で買われ、島忠はニトリによるTOB発表で大幅高となった。
サンケン電気は米国半導体子会社のアレグロ・マイクロシステムズが29日にNASDAQに上場し、時価総額が一時、サンケン電気の5倍に達したと報じられたため、含み益拡大で急騰した。
業種別下落率上位は紙パルプ、精密、証券、ノンバンク、医薬品で、上昇業種はなし。

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