TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 東京都の新規感染者数が493人となり下げ幅を拡大。空運が売られ、円高で自動車や海運、非鉄が安い。注射器のJMSはワクチン関連の思惑でストップ高
速報・市況2020年11月18日

☆[概況/大引け] 東京都の新規感染者数が493人となり下げ幅を拡大。空運が売られ、円高で自動車や海運、非鉄が安い。注射器のJMSはワクチン関連の思惑でストップ高

大引けの日経平均は25,728.14円の286.48円安、TOPIXは1,720.65ポイントの14.01ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は646、値下がり銘柄数は1,445。出来高は11億8,706万株、売買代金は2兆3,157億円。
米国株反落を受けて、日経平均も反落した。日経平均は200円安程度の下げ幅にとどまっていたが、東京都の新規感染者数が493人と過去最多となったことが報じられ、下げ幅を拡大した。
円高進行を受けて、ホンダや三菱自動車が売られ、DOWAなどの非鉄株と日本郵船も安い。
感染者数拡大の悪影響が警戒され、ANAと日本航空も下落した。
住友電工は成長が期待されていた5Gの基地局向けの窒化ガリウムデバイスが、米中の政治対立や中国の顧客の設計変更で8月以降は使用数が減少する見通しとなった点が失望された。
一方、Web会議システムのブイキューブは反発し、美容家電のヤーマンは業績大幅上方修正で急騰した。
米ファイザーがFDAに新型コロナワクチンの緊急使用許可を申請する準備を進めていると語った。ファイザーのワクチンは日本にも供給されることから注射器のJMS(7702)に思惑買いが入りストップ高となった。
業種別下落率上位は非鉄、空運、海運、輸送用機器、銀行で、上昇は鉱業と食品。

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