TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 様子見姿勢が続いたが、米半導体株指数の最高値更新で半導体関連は賑わった
速報・市況2019年12月12日

☆[概況/大引け] 様子見姿勢が続いたが、米半導体株指数の最高値更新で半導体関連は賑わった

大引けの日経平均は23,424.81円の32.95円高、TOPIXは1,712.83ポイントの2.12ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は708、値下がり銘柄数は1,342。出来高は11億4,442万株、売買代金は1兆9,935億円。
英国総選挙や15日の米国による対中関税引き上げ期限を控え、東京株式市場は様子見姿勢が続いた。
こうした中、来年発売されるiPhoneにクアルコム製の5Gモデムが搭載されるという予想で昨日の米国株式市場ではクアルコムが買われ、半導体株指数は最高値を更新した動きを受けて、東京株式市場では東京エレクトロンやアドバンテスト(6857)が賑わった。
大真空は、スマホカメラの複眼化で搭載が増えたCMOSイメージセンサーの発熱により、水晶発振器の温度補償機能の強化が求められており、値上げが可能な状況にあるため、再び買われ大幅高となった。
一方、任天堂は続落となり、建設コンサルタントのいであは利食い売りに押された。
米国、カンダ、メキシコが北米自由協定(NAFTA)に代わる新協定で合意したため、ホンダなどの自動車メーカーは費用増となることが警戒され、小幅安となった。
業種別上昇率上位は金属、機械、紙パルプ、電機、不動産で、下落率上位は水産農林、その他製品、鉱業、証券、ゴム。

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