TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 正月休み中の海外変動リスクが警戒され、大納会の日経平均は4年連続で下落
速報・市況2019年12月30日

☆[概況/大引け] 正月休み中の海外変動リスクが警戒され、大納会の日経平均は4年連続で下落

大納会の日経平均は23,656.62円の181.10円安、TOPIXは1,721.36ポイントの11.82ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は542、値下がり銘柄数は1,541。出来高は7億9,662万株、売買代金は1兆4,338億円。
日本の年末年始の休み中に、トランプ大統領の発言で米国株が翻弄されるリスクがあるため、東京株式市場ではヘッジ売りが出て、大納会の日経平均は4連続で下落した。
半導体関連のアドバンテストとレーザーテックは利食い売りに押され、中国関連のファナックと安川電機も安い。
その他、東京五輪終了後の受注減少が警戒され、清水建設(1803)や大林組、住友大阪セメントが売られた。
アパレルのアダストリアは業績予想を上方修正したが、アナリスト予想に届かなかったため売りに押された。
一方、ニトリは決算が順調で、パイプドHDは好決算で大幅高となった。
ダイセキ環境ソリューション(1712)は1月6日に発表される第3四半期決算が好調なことに期待して、先回り買いが入った。
業種別下落率上位は金属、電力ガス、建設、食品、ガラス土石で、上昇は鉱業。

関連記事