TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 決算発表が見守られもみ合い。SMCは株式分割期待、運輸株は値上げによる採算改善期待。韓国ポスコの減益で日本製鉄は下落。
速報・市況2023年1月30日

☆[概況/大引け] 決算発表が見守られもみ合い。SMCは株式分割期待、運輸株は値上げによる採算改善期待。韓国ポスコの減益で日本製鉄は下落。

大引けの日経平均は50円高の2万7,433円、TOPIXは0.2ポイント安の1,982ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は960、下落銘柄数は795。出来高は11億3,070万株、売買代金は2兆7,730億円。
春節明けの上海株高を受け前場の日経平均は小幅高となったが、決算発表が見守られ後場はもみ合いとなった。
信越化学に続きファナックも1対5の株式分割を発表したため、SMCに連想買いが入った。
後藤コロナ対策担当がマスク着用ルールは5月8日よりも前に緩和もと述べたため、ポーラオルビスや資生堂など化粧品が高い。
佐川急便の値上げで運輸各社に値上げによる採算改善が期待された。
山九(9065)は決算発表と同時に2026年度までの中期経営計画を公表し、配当400億円、自己株取得400億円の目標を掲げたことが好感された。
一方、韓国ポスコの減益決算で日本製鉄は売られた。
日本M&Aセンターは減益決算でストップ安となった。

業種別上昇率上位は化学、繊維、空運、精密、陸運で、下落率上位は鉄鋼、石油、鉱業、保険、証券。(W)

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