TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米アプライド・マテリアルズの8~10月期見通しを好感し、日経平均は高寄りしたが、来週後半の米ジャクソンホール会議まで様子見姿勢という見方からもみ合いに
速報・市況2022年8月19日

☆[概況/大引け] 米アプライド・マテリアルズの8~10月期見通しを好感し、日経平均は高寄りしたが、来週後半の米ジャクソンホール会議まで様子見姿勢という見方からもみ合いに

大引けの日経平均は11円安の2万8,930円、TOPIXは4ポイント高の1,994ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,077、下落銘柄数は650。出来高は10億2,240万株、売買代金は2兆3,963億円。
米半導体製造装置メーカーのアプライド・マテリアルズの8~10月期見通しがアナリスト予想を上回ったことを受けて、日経平均は高寄りしたが、米株先物が反応薄だったため、伸び悩んだ。
そして、週末の手控えと、来週25日~27日に開催される経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でFRB議長が講演を行うので、それまでは様子見姿勢が続きそうという見方もあり、日経平均はもみ合いとなった。
ただし、ソニーグループと新光電工やロームは買われ、三井松島は大幅高となった。
フジクラは大和証券による目標株価の引き上げが好感された。
トビラシステムズ(4441)は迷惑情報フィルタサービスの月間利用者数が1,500万人を突破したと発表し、急騰した。
一方、レーザーテックは売られた。
米国政府が新型コロナウイルスのワクチン接種と治療にかかる費用を公費で負担する制度を廃止する計画で、米国ではモデルナが売られたため、第一三共や塩野義製薬は安い。

業種別上昇率上位は石油、鉱業、紙パルプ、非鉄、電機で、下落率上位は医薬品、サービス、その他製品、情報通信、倉庫運輸。(W)

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