TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米ギリアドの「レムデシビル」が効果なしと報じられ、下落。菅関連銘柄も利食い。一方、ファーストリイリングと富士フイルムは高い
速報・市況2020年10月16日

☆[概況/大引け] 米ギリアドの「レムデシビル」が効果なしと報じられ、下落。菅関連銘柄も利食い。一方、ファーストリイリングと富士フイルムは高い

大引けの日経平均は23,410.63円の96.60円安、TOPIXは1,617.69ポイントの14.10ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は469、値下がり銘柄数は1,632。出来高は9億1,758万株、売買代金は1兆8,586億円。
日本でも特例承認されている米ギリアド・サイエンシズの新型コロナ治療薬「レムデシビル」が、世界保健機関(WTO)主導の臨床試験で効果が見られなかったと報じられたため、後場の日経平均は値下がりとなった。
ソニーは中国ファーウェイ向け輸出規制の影響を受けることで売られた。
電子署名関連のGMOグローバルサインやオンライン診療関連のメドレーやメドピアなど高騰していた菅政権関連株も利食い売りに押された。
一方、ファーストリテイリングは今期業績V字回復見通しで買われ、1銘柄で108円上昇したため、日経平均の下げを緩和した。
富士フイルムは新型コロナ治療薬「アビガン」の承認申請で高い。
ベイカレント・コンサルティングとITインフラ構築のセラク(6199)は好決算で急騰した。
業種別下落率上位は陸運、不動産、鉱業、医薬品、精密で、上昇は証券と鉄鋼。

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