TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米国株安と米雇用統計の発表前で下落。海運が売られ、ZHDが急落。大阪チタンと三菱自は上方修正で急騰
速報・市況2022年11月4日

☆[概況/大引け] 米国株安と米雇用統計の発表前で下落。海運が売られ、ZHDが急落。大阪チタンと三菱自は上方修正で急騰

大引けの日経平均は463円安の2万7,199円、TOPIXは25ポイント安の1,915ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は351、下落銘柄数は1,438。出来高は16億3,916万株、売買代金は3兆7,036億円。
FRBによる金融引き締め長期化に対する警戒から前日の米国株4日続落となったことや、今晩の米雇用統計の発表を控え、日経平均は下落した。
川崎汽船や日本郵船は通期業績予想の上方修正を発表したが材料出尽くし感から売られた。
Zホールディングスは第2四半期のLINEのディスプレイ広告が減収だったため急落した。
米エスティローダーの下方修正で資生堂は連想売りを受けた。
一方、大阪チタニウムと三菱自動車は業績上方修正で急騰した。三菱自動車は配当見通しは未定のままなので、今後の復配が期待された。
北朝鮮による連日のミサイル発射を受けて、三菱重工が物色された。
住友商事(8053)は通期の当期利益予想を減益から増益に上方修正したことで買われた。資源ビジネス・非資源ビジネスいずれも堅調に推移した。

業種別下落率上位はガラス土石、水産農林、精密、海運、金属で、上昇は空運、非鉄、卸売、銀行。(W)

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