TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 米経済指標を控え、反発は小幅。Wスコープが買われ、インバウンド関連は堅調。鉄鋼株は下落
速報・市況2022年9月15日

☆[概況/大引け] 米経済指標を控え、反発は小幅。Wスコープが買われ、インバウンド関連は堅調。鉄鋼株は下落

大引けの日経平均は57円高の2万7,875円、TOPIXは2ポイント高の1,950ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は960、下落銘柄数は773。出来高は8億9,754万株、売買代金は2兆3,326億円。
米国株式が小反発となったため、日経平均もリバウンド狙いの買いが入ったが、今晩の米国で8月の小売売上高や鉱工業生産が発表されるため、様子見姿勢から上げ幅は小幅にとどまった。
ダブルスコープ(6619)は新規ビジネスとしてフランス子会社が欧州でのEV用バッテリーのサプライチェーン構築することを発表したことで買われた。
日本航空やJR東日本などのインバウンド関連は堅調。
アルヒはSBIによるTOBが発表されストップ高となり、ラクスルは今期大幅増益見通しでストップ高へと買い進まれた。ギフトは好決算で急騰し、パーク24は業績上方修正が好感された。
一方、レーザーテックと三井ハイテックが売られた。
米国の鉄鋼メーカーのニューコアが7~9月期の利益見通しが弱く急落したため、大和工業や日本製鉄などの鉄鋼株が売られた。
KADOKAWAは東京五輪汚職事件で会長が贈賄容疑で逮捕されたことで下落した。

業種別上昇率上位は空運、不動産、陸運、鉱業、その他製品で、下落率上位は鉄鋼、精密、非鉄、倉庫運輸、紙パルプ。(W)

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