TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 終盤は上げ幅を縮めたが全面高は継続。東京エレクが11日ぶりに反発し、レノバが急騰。不動産株が高い
速報・市況2022年6月21日

☆[概況/大引け] 終盤は上げ幅を縮めたが全面高は継続。東京エレクが11日ぶりに反発し、レノバが急騰。不動産株が高い

大引けの日経平均は475円高の2万6,246円、TOPIXは37ポイント高の1,856ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,719、下落銘柄数は92。出来高は11億1,340万株、売買代金は2兆6,190億円。
反発し全面高。前日の米国市場は休場だったが欧州株高を好感して始まった。
後場は、イエレン米財務長官がガソリン税の一時停止はインフレ対策として検討に値するとの見方を示したことが報じられ、日経平均は上昇を強めた。
一時647円高(2万6,418円)となったが、終盤は今晩の米国株の反応を見たい気持ちから上げ幅を縮めた。
東京エレクトロンが11日ぶり反発した。リチウムイオン電池関連のダブルスコープが大幅高。
洋上風力発電の入札で一企業連合の落札可能区域を制限する機運が報じられたため、昨年末に3カ所の公募で三菱商事連合に全敗したレノバ(9519)は、今後の落札が期待され急反発となった。
ドイツが石炭火力発電を増加していることを受け、石炭関連の三井松島は思惑買いで急騰した。
物価上昇期待は現在の資産価格に上昇圧力を掛けるため不動産株にはポジティブという見方から、三井不動産を始めとした不動産株も高い。
国際航空運送協会が航空業界は来年黒字の可能性を示したため、空運株が上昇した。
一方、大豊建設は自己株式のTOB期間が受け渡しベースでは終了したため下落した。

業種別上昇率上位は鉱業、空運、不動産、保険、石油で、下落業種はなし。(W)

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