TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 経済活動再開への期待と感染第2波への警戒感の綱引きでもみ合い。トヨタが売られ、海運、空運、不動産が安い
速報・市況2020年5月12日

☆[概況/大引け] 経済活動再開への期待と感染第2波への警戒感の綱引きでもみ合い。トヨタが売られ、海運、空運、不動産が安い

大引けの日経平均は20,366.48円の24.18円安、TOPIXは1,476.72ポイントの3.90ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は840、値下がり銘柄数は1,244。出来高は12億4,102万株、売買代金は2兆871億円。
経済活動再開への期待と感染第2波への警戒感の綱引きとなり、日経平均はもみ合いとなった。
トヨタは今期8割営業減益予想で売られた。
海運株と空運株が反落し、三井住友FGや千葉銀行が安く、住友不動産など不動産株も軟調だった。
丸和運輸機関は今期の営業利益予想がアナリスト予想を下回ったため急落した。
半面、任天堂が反発し、米国で画像処理半導体のエヌビディアが上場来高値を更新したことをことを受けて、東京エレクトロンやSUMCO、アドバンテストなどの半導体関連が買われた。
アイフルは今期の利益回復予想で急騰し、売買代金上位となった。
デジタルアーツはテレワークとオンライン学習の増加で情報セキュリティ製品が追い風を受けていることを有望視した岩井コスモ証券が目標株価を6,000円→9,000円に引き上げたことで大幅続伸となった。
テクマトリックス(3762)はセキュリティを核とするクラウドインフラ需要と、自社開発の課金型医療・CRMサービスが拡大し、好決算だったことで急反発となった。
業種別下落率上位は海運、ゴム、空運、不動産、輸送用機器で、上昇率上位は電力ガス、その他製品、医薬品、情報通信、食品。

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