TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 続伸。東京エレクやソフトバンクG、海運、商社が高い。OLCとエーザイは下落
速報・市況2023年3月6日

☆[概況/大引け] 続伸。東京エレクやソフトバンクG、海運、商社が高い。OLCとエーザイは下落

大引けの日経平均は310円高の2万8,237円、TOPIXは16ポイント高の2,036ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,191、下落銘柄数は579。出来高は10億9,054万株、売買代金は2兆7,449億円。
先週末の米国株が続伸となったことを受けて、週明けの日経平均も続伸となったが、10日(金)の先物・オプション取引の特別清算指数(SQ)算出日を控え、オプション取引の売り手が損失の穴埋めのために、先物を買う「デルタヘッジ」が入ったことも株高要因となった様子。
そのため、ポジション調整一巡により、3月10日のSQが戻り高値になるリスクも聞かれた。
東京エレクトロンやソフトバンクグループ、海運、商社が高い。
日経平均に採用されたルネサスエレクトロニクスは高いが、オリエンタルランド(4661)は織り込み済で下落した。
採用予想が外れたレーザーテックは、次回9月の日経平均入れ替え発表時の採用が期待され、上昇した。
タツモはSiC(シリコンカーバイド)半導体向けの引き合いが強まっていると推測したいちよし経済研究所がレーティングを「A」に引き上げた。
北陸電力は志賀原発の立地が活断層ではないことから再稼働の思惑買いが入った。
一方、エーザイは売られた。みずほ証券では3日に投資判断「中立」継続で、目標株価を1万円→7,800円に下げた。ヒュミラ(関節リウマチ等)の国内販売提携終了と早期アルツハイマー病治療薬レカネマブの市場浸透スピードの見直しで、業績予想を減額したことが理由。

業種別上昇率上位は精密、海運、電機、卸売、金属で、下落率上位は鉱業、紙パルプ、保険、医薬品、石油。(W)

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