TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 続伸。海運と損保が買われ、資生堂が高い。チタン2社は反落
速報・市況2022年5月23日

☆[概況/大引け] 続伸。海運と損保が買われ、資生堂が高い。チタン2社は反落

大引けの日経平均は262円高の2万7,001円、TOPIXは17ポイント高の1,894ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,430、下落銘柄数は352。出来高は10億9,799万株、売買代金は2兆6,714億円。
日経平均は続伸。川崎汽船など海運株が買われ、損保大手3社の東京海上(8766)とSOMPO、MS&ADは自社株買いの発表が好感された。
政府が6月から人数は限定的だが外国人観光客の受け入れを始めるため、インバウンド関連の資生堂が物色された。
一方、レーザーテックが売られ、三菱重工は続落。大阪チタニウムと東邦チタニウムも利食い売りに押された。
米国農機メーカーのディアの売上高がアナリスト予想を下回り急落したため、クボタも連想で売られた。
東ソーは野村証券がレーティングを「Buy」→「Neutral」に下げたことで下落した。クロル・アルカリ事業等の燃料である一般炭(豪州炭)価格上昇が加速している一方、中国経済の鈍化により、一般炭価格上昇分の塩ビ樹脂やウレタン原料のMDIへの価格転嫁も難しいと判断し、業績予想を下方修正したことが理由。

業種別上昇率上位は保険、海運、医薬品、ノンバンク、証券で、下落は鉄鋼、鉱業、石油、機械、空運。(W)

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