TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 続落。ファナックとHOYAが売られ、三井松島はストップ安。OLCとイビデンは上方修正を好感
速報・市況2022年10月28日

☆[概況/大引け] 続落。ファナックとHOYAが売られ、三井松島はストップ安。OLCとイビデンは上方修正を好感

大引けの日経平均は240円安の2万7,105円、TOPIXは6ポイント安の1,899ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は600、下落銘柄数は1,171。出来高は24億1,034万株、売買代金は5兆7,689億円。
日経平均は続落。
TOPIXの浮動株比率調整のリバランスで大引けの取引が膨らんだ。

米国でアマゾンの10~12月期売上高見通しがアナリスト予想を下回ったことで時間外取引で急落したため、今晩の米国株が警戒された。
日経平均は朝方の売り一巡後に下げ幅を縮めたが、中国本土不動産企業の債務問題で香港株が大幅反落となったため、後場は再び軟調となった。
ファナックは通期減益予想に下方修正したことで売られ、HOYAは第3四半期のHDD基板が前年同期比80%減収観測で下落した。
三井松島がストップ安。豪州で炭鉱を共同運営しているグレンコア社が当局から炭鉱の拡張申請を却下されたことがマイナス視された。

一方、オリエンタルランドとイビデンは業績上方修正で買われ、シンプレクスは7~9月期の業績改善で急騰した。
新光電工や富士通ゼネラルは、富士通が持ち株を売却し、これらの会社と他社の資本業務提携を検討していると報じられたため、買収価格にプレミアムが付くことが期待された。

業種別下落率上位は海運、精密、鉱業、非鉄、電機で、上昇率上位は輸送用機器、サービス、陸運、ゴム、保険。(W)

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