TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 続落。中国の景気悪化を警戒し鉄鋼が安い。ジャフイコとフィックスターズが高騰
速報・市況2022年11月28日

☆[概況/大引け] 続落。中国の景気悪化を警戒し鉄鋼が安い。ジャフイコとフィックスターズが高騰

大引けの日経平均は120円安の2万8,162円、TOPIXは13ポイント安の2,004ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は508、下落銘柄数は1,272。出来高は11億3,276万株、売買代金は2兆5,582億円。
中国で新型コロナ感染者数の最多更新が続き、香港株安となったため、日経平均も続落となった。
レーザーテックや三井住友が売られ、中国景気悪化懸念で日本製鉄も安い。
サッカーワールドカップでの敗戦を受け、ハブとサイバーエージェントは大幅反落。
先週、iPhoneを製造を受託しているフォックスコンの中国の工場でボーナスを巡り、暴動が起きたため、生産の遅れによる悪影響が警戒され、アップル関連としてプリント配線板のメイコーが安い。
野村総研はジャフコによる売却発表が響いたが、ジャフコは売却益による自社株買い予定で急騰した。
ジャフコに対しては、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスが、野村総研売却や自社株買いなどを求めていたため、同じくシティインデックスイレブンスが保有している大豊建設にも思惑買いが入った。
日医工は操業継続へ2工場売却と報じられストップ高。富山第一銀行が大幅続伸となり、量子コンピューター関連のフィックスターズ(3687)の上げ目立った。

業種別下落率上位は鉄鋼、鉱業、不動産、銀行、卸売で、上昇は空運、ゴム、陸運。(W)

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