TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 続落。海運や医薬品、電機が安い。ソフトバンクGは続伸となり、ホンダが反発
速報・市況2020年2月10日

☆[概況/大引け] 続落。海運や医薬品、電機が安い。ソフトバンクGは続伸となり、ホンダが反発

大引けの日経平均は23,685.98円の142.00円安、TOPIXは1,719.64ポイントの12.50ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は588、値下がり銘柄数は1,494。出来高は11億6,146万株、売買代金は2兆685億円。
日経平均はマイナス圏ながらも、上海株の上げ下げに歩調を合わせた展開。
中国では湖北省以外の新型コロナウイルス感染の新規患者数が2月3日をピークに5日連続で減少していることが好感され、上海株は一時上昇に転じたが、企業の本格的な操業再開までは時間が掛かるという見方が重石となった。
太陽誘電は10~12月期が営業減益だったことで売られ、ホシデン(6804)は業績予想を上方修正したが材料出尽くし感から下落した。他にも電気興業やリコーなど電機株の下げが目立った。
また、商船三井などの海運株が軟調で、武田薬品や協和キリンといった医薬品株も売られた。
一方、ソフトバンクグループは米国の有力アクティビスト、エリオット・マネジメントが最大200億ドル(約2兆2千億円)の自社株買いや社外取締役の増員を要求していると報じられ続伸となった。
ホンダは2月17日の週には全てのラインで生産を再開できるようにしたいと述べたことで反発した。
レオパレス21のアパート賃貸の入居率低下に歯止めがかかってきたと報じられ高い。
業種別下落率上位は海運、ゴム、医薬品、非鉄、電機で、上昇は倉庫運輸、水産農林、保険、食品、証券。

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