TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 英中銀の国債介入効果が1日で剥落、日経平均は2万6,000円割れ。米カーマックスの急落で自動車株の下げが目立った
速報・市況2022年9月30日

☆[概況/大引け] 英中銀の国債介入効果が1日で剥落、日経平均は2万6,000円割れ。米カーマックスの急落で自動車株の下げが目立った

大引けの日経平均は484円安の2万5,937円、TOPIXは32ポイント安の1,835ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は248、下落銘柄数は1,551。出来高は15億2,029万株、売買代金は3兆8,586億円。
イングランド銀行の英国債への介入効果が1日で剥落したため英米株が売られ、日経平均は2万6,000円割れとなった。
幅広い銘柄が売られたが、中でも米中古車販売のカーマックスが大幅減益で急落したため、マツダやSUBARU(7270)、三菱自動車といった自動車株の下げが目立った。
カーマックスの第2四半期(6~8月期)決算は純利益が前年同期比55.9%減となり、金融引き締めや金利上昇の影響で、米国景気が景気後退に入っていることを示唆したと警戒されている。
その他、米国ハイテク株安を受け、電機株も安い。
M&AキャピタルはBofA証券による新規「アンダーパフォーム」で下落した。
一方、海外情勢が混乱しているため、消去法的に内需株が買われ、不動産株は小幅高となった。
ホームセンターのDCMは自社株買いと増配を発表し急騰した。

業種別下落率上位は輸送用機器、ゴム、電機、その他製品、機械で、上昇は不動産、医薬品。(W)

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