TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 都内の新規感染者数が124人と報じられたが、上昇を保ち、大引けにかけて上げ幅拡大
速報・市況2020年7月3日

☆[概況/大引け] 都内の新規感染者数が124人と報じられたが、上昇を保ち、大引けにかけて上げ幅拡大

大引けの日経平均は22,306.48円の160.52円高、TOPIXは1,552.33ポイントの9.57ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,333、値下がり銘柄数は759。出来高は9億8,246万株、売買代金は1兆6,954億円。
東京都の新型コロナウイルスの新たな感染者数が2日は107人、3日は124人と拡大が報じられたが、相場は上昇を保った。
抵抗力のある若者が中心で、医療体制の立て直しもあり、死亡者数の増加ペースが抑制されているため、3月の第1波のような死への恐怖を伴ったパニック売りは抑制されている様子。
今晩の米国株式市場が独立記念日の振り替え休日で休場となるため、東証は薄商いだったが、大引けにかけて上げ幅を拡大した。
ソフトバンクグループは出資先の米新興保険会社のレモネードの終値が公開価格の2.4倍となったため、上昇した。
5Gでは4Gよりもデータ量は3倍に拡大すると言われているが、膨大なデータを処理するためにデータセンター向け投資が拡大していて、半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンが高い。
TOWA(6315)は半導体チップを保護するための樹脂封止を行うモールディング装置の世界シェアが5割で、販売拡大を予想した丸三証券が新規に「買い」と発表したため買われた。
ガンホーが続伸となり、クスリのアオキは決算が計画を大幅に超過したことで急騰した。
半面、オリエンタルランドやANAは売られ、日産自動車やクボタも安い。
業種別上昇率上位は精密、その他製品、情報通信、化学、機械で、下落率上位は空運、水産農林、紙パルプ、陸運、鉱業。

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