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速報・市況2019年6月20日

☆[概況/大引け] 金利低下で不動産や証券が高く、円高で自動車は安い

大引けの日経平均は21,462.86円の128.99円高、TOPIXは1,559.90ポイントの4.63ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,259、値下がり銘柄数は767。出来高は10億1,796万株、売買代金は1兆7,927億円。
米国FOMCメンバーによる金利予測が、年内2回の利下げを示唆したことから、ドル安円高が進み、朝方の日経平均は上げ幅を縮めたが、その後、堅調となった。
米国の早期利下げ観測を受けて、国内長期金利が低下したため、東京建物(8804)や東急不動産(3289)が高く、SBIなどの証券株も買われた。
商船三井(9104)はインドの国営ガス会社とLNG輸送の複数年契約を結んだと報じられ上昇した。
太陽誘電(6976)は積層セラミックコンデンサで、車載・サーバー・基地局向けが成長を牽引するという見方で買われた。
半面、円高を受けて、ホンダやアイシン精機といった自動車関連株が安く、
日本新薬は、クレディ・スイスが当面の好材料は株価に織り込まれたと指摘し、投資判断を「NEURAL」に下げたことで安い。
業種別上昇率上位は海運、証券、水産農林、精密、不動産で、下落率上位は輸送用機器、石油、空運、卸売、繊維。

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