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速報・市況2020年1月24日

☆[概況/大引け] 香港株反発が下支え要因となり、日経平均は続落を回避

大引けの日経平均は23,827.18円の31.74円高、TOPIXは1,730.44ポイントの0.06ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は524、値下がり銘柄数は1,536。出来高は9億6,545万株、売買代金は1兆8,103億円。
中国の武漢市が封鎖されたことや、新型肺炎の死亡率はSRASに比べて低く、経済への影響も限られるという見方から香港株が反発したことが下支え要因となり、日経平均は続落を回避した。
ディスコは10~12月期の営業利益が84億円となり、会社計画の51億円を大幅に超過したことで買われた。
ジャフコは好決算で買われ、三菱地所(8802)は長期経営計画を発表し、2030年の1株利益目標を今期予想の2倍となる200円と掲げたことで上昇した。
一方、日本電産は業績下方修正で売られ、アドバンテストが反落し、東芝子会社の架空取引に関与したネットワンは大幅続落となった。
スズキは排ガス検査で不正があり、オランダ当局から改善命令を出されたため売られた。
東和薬品はスペインのジェネリック医薬品メーカーを買収することをリスク視したシティグループが投資判断を「買い」→「売り」に下げたことで安い。
業種別上昇率上位は不動産、空運、陸運、サービス、医薬品で、下落率上位は保険、証券、海運、水産農林、ノンバンク。

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