TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 1,032円高。4月以降すぐに2回目の利上げはなさそうという見方でほぼ全面高。資産効果で不動産株が高い
速報・市況2024年3月18日

☆[概況/大引け] 1,032円高。4月以降すぐに2回目の利上げはなさそうという見方でほぼ全面高。資産効果で不動産株が高い

大引けの日経平均は1,032円高の3万9,740円、TOPIXは51ポイント高の2,721ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,268、下落銘柄数は339。出来高は18億4,863万株、売買代金は4兆6,092億円。
日銀が3月18日~19日の金融政策決定会合で、マイナス金利を解除しても一定の国債買い入れを続ける方針と報じられたため、4月以降すぐに2回目の利上げはなさそうという見方から日経平均は1,000円を超える上げ幅となった。
ほぼ全面高で、レーザーテックなどの半導体関連やホンダとEV提携検討の日産やモルガン・スタンレーが投資判断を引き上げた楽天が高い。楽天について、プロモーション適正化で連結利益黒字化が現実的に紹介している。
さくらインターネットは信用取引規制解除でストップ高となり、ACCESSは2025年1月期の営業黒字転換予想でストップ高となった。
株高による資産効果で高額物件の販売が増えることが期待され、不動産株が高い。
中堅・中小企業のAI活用を支援し、「AIの民主化」を謳っている大塚商会(4768)が昨年来高値を更新した。
一方、東電は反落した。

業種別上昇率上位は不動産、機械、証券、紙パルプ、ゴムで、下落は電力ガス、石油。(W)

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