TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 15日の対中関税先送りが好感され、ほぼ全面高。中国関連と国土強靭化関連が人気
速報・市況2019年10月15日

☆[概況/大引け] 15日の対中関税先送りが好感され、ほぼ全面高。中国関連と国土強靭化関連が人気

大引けの日経平均は22,207.21円の408.34円高、TOPIXは1,620.20ポイントの24.93ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,898、値下がり銘柄数は214。出来高は12億8,408万株、売買代金は2兆3,125億円。
先週の米中暫定合意で、15日の対中関税引き上げが先送りされたことが好感され、連休明けの東京株式市場はほぼ全面高となった。
中国の景気後退懸念が緩和したため、半導体シリコンウエハのSUMCO(3436)が売買代金上位で買われ、中国関連の安川電機や川崎汽船も高く、中国に235店舗を構える良品計画の上昇も目立った。
安倍首相が台風被害に対する復旧費用を政府が支援する「激甚災害」に指定する考えを示し、補正予算も検討していると伝えられたため、日本基礎技術や北野建設、不動テトラといった建設株も関心を集めた。
北陸新幹線の車両基地が浸水したため、新幹線の部品への需要期待で、近畿車両や東洋電機製造が上昇した。
久光製薬は米国で、経皮吸収型統合失調症治療剤の新薬承認を取得したことで高い。
半面、コロプラは続落となり、インターアクションは決算がアナリスト予想を下回ったことで売られ、パソナは減益決算で下落した。
業種別上昇率上位は海運、医薬品、建設、保険、ゴムで、下落は石油。

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