TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 3日続伸。ソニーGと村田製作が買われ、川崎汽船と丸紅は増配で高い。ZHDが急騰
速報・市況2023年2月3日

☆[概況/大引け] 3日続伸。ソニーGと村田製作が買われ、川崎汽船と丸紅は増配で高い。ZHDが急騰

大引けの日経平均は107円高の2万7,509円、TOPIXは5ポイント高の1,970ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は608、下落銘柄数は1,139。出来高は13億9,667万株、売買代金は3兆2,174億円。
米国でハイテク株が買われた影響で、日経平均は3日続伸となり、前場は一時210円高の2万7,612円となったが、後場は100円高程度の2万7,500円近辺で膠着状態となった。
東海東京調査センターの解説によると、先週一週間で日経平均レバレッジETFは936万口減少し、日経平均ダブルインバースETFは7,158万口増えたという。強気なETFには利益確定の売りが、弱気なETFには押し目買いが入っていたため、下げも抑制する分、上値も重くさせていると推察している。
ソニーグループは通期予想の上方修正で買われ、村田製作は通期予想を下方修正したが、みずほ証券が在庫循環の底入れに注目し投資判断を引き上げたため買われた。
川崎汽船は増配を発表し上昇。
丸紅(8002)は好決算と増配、新たな株主還元方針の発表で上場来高値を更新した。
ZHDはヤフーとLINEの3社合併方針を発表したため、経営スピードの加速が期待され急騰した。
NTNは収益性改善が進んでいることが好感された。
一方、日本航空とパナソニック、コナミは業績下方修正で売られ、KDDIは減益決算で下落した。

業種別上昇率上位は精密、証券、電機、サービス、医薬品で、下落率上位は鉱業、紙パルプ、電力ガス、石油、水産農林。(W)

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