TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 3日続伸。半導体関連ではHOYAと荏原が買われ、ツガミやオークマといった工作機械も高い。鉄鋼と海運は下落
速報・市況2023年1月24日

☆[概況/大引け] 3日続伸。半導体関連ではHOYAと荏原が買われ、ツガミやオークマといった工作機械も高い。鉄鋼と海運は下落

大引けの日経平均は393円高の2万7,299円、TOPIXは27ポイント高の1,972ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,468、下落銘柄数は312。出来高は11億1,923万株、売買代金は2兆8,345億円。
米国でバークレイズが半導体のAMDとクアルコム、ハードディスクのシーゲートの投資判断を「Overweight」に引き上げた。年後半には中国の逆風が追い風に変わる可能性があるとみていることが理由。
こうした米国半導体株高を受けて、半導体検査装置のアドバンテストや半導体製造用マスクブランクスのHOYA、シリコンウエハ研磨装置(CMP装置)の荏原が買われた。
オリエンタルランドが8日続伸。本日はみずほ証券が回復余地と成長性の両面から注目が再度集まることを見込み、目標株価を引き上げたことが支援材料となった。
「脱ロシア」「脱炭素」によるエネルギー資源の需給逼迫が続くという見方から、三菱商事を始めとした商社株も高い。
日銀の「主要銀行貸出動向アンケート調査」で企業向け資金需給DIが3四半期連続のプラスとなったため、ツガミ(6101)やオークマなど設備投資関連が物色された。
一方、鉄鋼と海運には利食い売りが出た。
しまむらは1月の既存店売上高が鈍化したことで下落した。

業種別上昇率上位は機械、精密、金属、銀行、保険で、下落は鉄鋼と海運。(W)

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