TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 3日続落。エーザイが売られ、ホンダの中国武漢工場の稼働停止も響いた
速報・市況2022年11月29日

☆[概況/大引け] 3日続落。エーザイが売られ、ホンダの中国武漢工場の稼働停止も響いた

大引けの日経平均は134円安の2万8,027円、TOPIXは11ポイント安の1,992ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は509、下落銘柄数は1,248。出来高は11億5,665万株、売買代金は2兆7,238億円。
中国でゼロコロナ政策への抗議行動が拡大したことや米地区連総裁のタカ派発言で米国株が下落したため、日経平均は3日続落となった。
エーザイはアルツハイマー病治療薬の治験で2例目の死者と報じられ下落した。
ホンダの中国武漢の工場がゼロコロナ政策の影響で稼働停止となり、ニッパツやホンダ向けに自動車シート部品を供給しているタチエスや車載用マイコンのルネサスが売られた。
多木化学はバカマツタケの商業生産設備の着工延期を発表したことで安い。
一方、日医工と量子コンピューター関連のフィックスターズは大幅続伸となり、ベクトルはSBI証券が新規に「買い」で急騰した。M&Aでデジタルマーケティング領域を拡充する方針のため、最高益更新が続くと予想している。
テラスカイは大和証券が「テンバガー候補」の1つに取り上げことで続伸となった。
石原産業(4028)はいちよし経済研究所がフェアバリューを引き上げた。動物薬の米国販売が始まることや、積層セミラックコンデンサ用の誘電体(チタン酸バリウム)は村田製作所との協業強化もあり、電気自動車向けの成長が期待されると紹介した。

業種別下落率上位は電力ガス、金属、輸送用機器、電機、医薬品で、上昇率上位は鉱業、空運、非鉄、銀行、石油。(W)

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