TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 3連休前で手控えムード。OLCやリクルートが売られ、楽天やブイキューブは高い。SUMCOはGS証券が格上げ
速報・市況2020年2月21日

☆[概況/大引け] 3連休前で手控えムード。OLCやリクルートが売られ、楽天やブイキューブは高い。SUMCOはGS証券が格上げ

大引けの日経平均は23,386.74円の92.41円安、TOPIXは1,674.00ポイントの0.48ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は946、値下がり銘柄数は1,094。出来高は11億5,539万株、売買代金は2兆968億円。
1ドル=112円台の円安を受け、朝方は買われたが、3連休前で手控えムードが強まった。
新型肺炎の感染拡大による訪日外国人観光客の減少よりも、日本人1億人が過度に委縮している方がダメージは大きいと警戒されている。
訪園者数の減少懸念でオリエンタルランドが続落となり、リクルートは3月中の就活用合同企業説明会を全て中止にしたことで売られた。
イベント中止が相次いでいることから、人材派遣のフルキャストとアルバイト情報のディップの下げも目立った。
外出が控えられているため、クリエイトレストランツも安い。
一方、巣ごもり消費でネット通販の楽天の上昇が続き、テレワーク関連のブイキューブは2日連続ストップ高となった。
ソフトバンクグループは続伸となり、SUMCOはゴールドマン・サックス証券がシリコンウエハーの需給改善を見込み、投資判断を引き上げたことで買われた。
東京海上は高配当利回りで物色され、伊藤忠(8001)は収益安定性と株主還元意識の高さを評価した大和証券が目標株価を引き上げたことで注目された。
業種別下落率上位は紙パルプ、水産農林、サービス、精密、食品で、上昇率上位は保険、情報通信、石油、金属、輸送用機器。

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