TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 4万1,000円に接近したが大引けにかけて上げ幅を縮めた
速報・市況2024年3月27日

☆[概況/大引け] 4万1,000円に接近したが大引けにかけて上げ幅を縮めた

大引けの日経平均は364円高の4万762円、TOPIXは18ポイント高の2,799ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,221、下落銘柄数は395。出来高は18億9,669万株、売買代金は5兆2,189億円。
配当取りや配当金再投資への期待で買われ、1ドル=151円台後半の円安進行で日経平均は上げ幅を拡大し、4万1,000円に接近した。
ただ、大引けにかけて上げ幅を縮めた。
公示地価の上昇で住友不動産など不動産株が高い。
賃上げによる消費拡大期待で良品計画やTOKYOBASEといった小売株が買われた。
和歌山地盤の食品スーパーのオークワは自社株買いの発表が好感された。
コーセーはCLSA証券が投資判断を引き上げた。
アイフル(8515)はJPモルガン証券が「Overweight」で再開したことに刺激を受けた。オンライン経由での借入がしやすくなったことや消費者金融に対する心理的抵抗が低下したことを背景に、構造的に利用者の裾野が拡大する局面に入った可能性があると予想している。
円安進行でダイキンやスズキが上昇。
M&A総研は野村証券が新規に「Buy」と発表したことで買われた。
一方、ソシオネクストや三菱重工、さくらインターネット、小林製薬は下落した。

業種別上昇率上位は不動産、その他製品、保険、紙パルプ、ゴムで、下落は電力ガス。(W)

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