TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 4日ぶりに反落。塩野義や東邦チタンが反落。電通は強制捜査で下落。東北電力の値上げ申請で他の電力株も高く、川重とレノバも上昇
速報・市況2022年11月25日

☆[概況/大引け] 4日ぶりに反落。塩野義や東邦チタンが反落。電通は強制捜査で下落。東北電力の値上げ申請で他の電力株も高く、川重とレノバも上昇

大引けの日経平均は100円安の2万8,283円、TOPIXは0.8ポイント安の2,018ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,020、下落銘柄数は728。出来高は9億9,915万株、売買代金は2兆3,753億円。
週末要因と中国の新型コロナ感染者数の最多更新も気掛かりとなり日経平均は4日ぶりに反落となった。
コロナ飲み薬の塩野義製薬が反落し、東邦チタニウムも利食い売りとなり、商社も一服した。
電通は東京五輪・パラリンピックのテスト大会事業を巡る談合容疑で強制捜査が入ったため、売られた。
ブリヂストンはBofA証券による投資判断引き下げが響いた。
一方、東北電力が家庭用電気料金を平均32%の値上げ申請を行い、他の電力株も買われた。電源多様化の必要性から水素関連の川崎重工(7012)と風力発電のレノバも高い。
富山第一銀行がストップ高。三井松島HDへの投資で話題となった井村俊哉氏が9月末に富山第一銀行を2.22%を保有していたことが同行の「第2四半期報告書」で判明したため関心を集めた。
これを受け、栃木銀行やふくおかFGなど他の地銀株も高い。

業種別下落率上位はゴム、電機、鉄鋼、医薬品、精密で、上昇率上位は電力ガス、鉱業、保険、ノンバンク、銀行。(W)

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