TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 836円安の2万6,987円。米国の金融引き締め加速警戒から、輸出関連中心に下落
速報・市況2022年6月13日

☆[概況/大引け] 836円安の2万6,987円。米国の金融引き締め加速警戒から、輸出関連中心に下落

大引けの日経平均は836円安の2万6,987円、TOPIXは42ポイント安の1,901ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は332、下落銘柄数は1,457。出来高は12億1,859万株、売買代金は2兆8,954億円。
先週末の米国で消費者物価指数の伸び率が拡大したことを受けて、FRBによる金融引き締めの強化観測から、米国株が大幅安となったため、週明けの日経平均は2万7,000円割れとなった。
FRBがインフレ抑制のために、金融引き締めを加速すると景気後退リスクを招くと警戒され、東証プライム市場では、輸出関連中心に売られ、ソフトバンクグループや東京エレクトロン、ソニーグループ、信越化学、日本電産が下落した。
ラクスルは通期売上予想を下方修正したためストップ安となり、格安スマホのフリービットは今期減益予想で急落となった。
一方、gumiはブロックチェーンゲームの開発子会社を設立することで急騰した。
鳥貴族(3193)は通期営業赤字予想を発表したが、逆算すると5~7月期は3億円超の営業黒字になる見通しのため、買われた。

業種別下落率上位は機械、電機、輸送用機器、サービス、非鉄で、上昇は電力ガス、水産農林、食品、空運、保険。(W)

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