TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] ETFの分配金捻出売りが警戒され広範囲に下落。TISは年初来対高値。レノバは続伸
速報・市況2021年7月7日

☆[概況/大引け] ETFの分配金捻出売りが警戒され広範囲に下落。TISは年初来対高値。レノバは続伸

大引けの日経平均は276円安の2万8,366円、TOPIXは16ポイント安の1,937ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は415、値下がり銘柄数は1,710。出来高は10億6,653万株、売買代金は2兆2,938億円。
明日、明後日のETFによる分配金捻出の売りが約8千億円と予想されているため、東証は広範囲に下落した。
三菱UFJや第一生命など金融株が安く、コマツが年初来安値を更新し、日産が軟調。
スマホ向けゲームのモバイルファクトリーの下げが目立った。
キユーピーは下期の原材料高懸念で売られた。
一方、レーザーテックは堅調で、システム開発のTIS(3626)は年初来高値を更新した。
政府が太陽光発電の導入量を2030年度に19年度比で2倍以上に増やす具体策の検討に入ったと報じられたため、レノバは続伸。
ファッションや雑貨の定期便通販を行っているフェリシモは、第1四半期で通期の営業利益計画を超過したため、ストップ高となった。
業種別下落率上位は鉱業、石油、保険、鉄鋼、銀行で、上昇は精密。(W)

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