TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] FOMCの0.75%利上げ観測が警戒され、広範囲に下落。レーザーテックと海運大手、地銀の一角は高い
速報・市況2022年6月14日

☆[概況/大引け] FOMCの0.75%利上げ観測が警戒され、広範囲に下落。レーザーテックと海運大手、地銀の一角は高い

大引けの日経平均は357円安の2万6,629円、TOPIXは22ポイント安の1,878ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は382、下落銘柄数は1,403。出来高は12億6,090万株、売買代金は3兆333億円。
ウォール・ストリート・ジャーナルが、14・15日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想を上回る0.75%の利上げで市場を驚かせることを検討する可能性が高いと報じた。
これを受けて、13日の米国株は4日続落となり、14日の日経平均は3日続落となった。東証プライム市場は広範囲に下落し、ソフトバンクグループや東京エレクトロン、ソニーグループ、リクルートが売られ、医薬品株と不動産株も安い。
東建コーポは今期2ケタ減益予想で大幅安となった。
一方、レーザーテックと海運大手3社は反発。
グッドコムアセットは上期好決算で買われた。
その他、千葉銀行など地銀の一角が上昇した。
KDDIは5G基地局の開設が遅れているため、総務省から不足分を設置するよう行政指導を受けた。このニュースで、基地局の周波数源として使用されている水晶デバイスの出荷が増えるという思惑から大真空(6962)が買われた。

業種別下落率上位は空運、精密、不動産、医薬品、情報通信で、上昇は海運と銀行。(W)

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