TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] FRB議長が3月利下げに否定的で日経平均は3万6,000円を挟んだ動き
速報・市況2024年2月1日

☆[概況/大引け] FRB議長が3月利下げに否定的で日経平均は3万6,000円を挟んだ動き

大引けの日経平均は275円安の3万6,011円、TOPIXは17ポイント安の2,534ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は485、下落銘柄数は1,122。出来高は17億7,754万株、売買代金は4兆5,809億円。
FRB議長が3月の利下げに否定的な姿勢を示したため、米国株が売られ、日本株も反落した。レーザーテック(6920)は通期の業績予想を上方修正したが、アナリスト予想に届かなったことや、第2四半期の受注が第1四半期比で減少したため売られた。
東電が売られた。みずほ証券では第3四半期累計決算は小売中心に堅調な業績だが、第4四半期では原子力損害賠償・廃炉等支援機構に対して支払う特別負担金の動向を見極める必要があると述べている。
エムスリーは減益決算で大幅安となった。
一方、アドバンテストとSCREEN、第一三共は業績上方修正で買われた。
JR東日本は1対3の株式分割を発表し、野村HDは自社株買いの発表で高い。
アイティメディアは連結配当性向70%以上を目標に大幅増配を発表したため、ストップ高となった。

業種別下落率上位は保険、ゴム、機械、輸送用機器、精密で、上昇率上位は空運、証券、陸運、食品、医薬品。(W)

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