TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] FRB議長の講演を27日に控え積極的に動きにくかったが、底堅さも見せた。任天堂が反発し、ソフトバンクGが高く、「Go To Eatキャンペーン」で外食が上昇
速報・市況2020年8月26日

☆[概況/大引け] FRB議長の講演を27日に控え積極的に動きにくかったが、底堅さも見せた。任天堂が反発し、ソフトバンクGが高く、「Go To Eatキャンペーン」で外食が上昇

大引けの日経平均は23,290.86円の5.91円安、TOPIXは1,624.48ポイントの0.75ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は925、値下がり銘柄数は1,115。出来高は8億5,998万株、売買代金は1兆6,566億円。
27日~28日の経済シンポジウムでFRB議長が講演するため、東証は様子見姿勢となったものの日経平均は底堅さを見せた。
任天堂が反発し、ソフトバンクグループは出資先の中国アリババ集団が傘下の金融会社の上場を申請したことで含み益拡大が期待され買われた。
飲食店や農林水産業を応援する「Go To Eatキャンペーン」が材料視され、串カツ田中や鳥貴族などの居酒屋や高級レストランのひらまつ(2764)などが上昇した。
有機合成薬品は外部研究機関とアミノ酸製品からミトコンドリアを活性化する機能を見出し、国内特許を共同出願したと発表したことで注目された。
一方、住友不動産や東京建物などの不動産株は安く、オンワードやデサントが属する繊維も下落した。ただし、東洋紡は液晶偏光フィルムに使用される「コスモシャインSRF」の中長期的な成長性に注目した岡三証券が投資判断を「中立」→「強気」に引き上げたことで買われた。
アサヒグループは公募増資発表で1株利益の希薄化と株式需給の悪化が警戒された。
業種別上昇率上位は海運、その他製品、鉱業、金属、倉庫運輸で、下落率上位は繊維、不動産、食品、非鉄、電力ガス。

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