TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] FRB議長の議会証言を控え様子見姿勢となり、売買代金は7日連続2兆円割れ
速報・市況2019年7月10日

☆[概況/大引け] FRB議長の議会証言を控え様子見姿勢となり、売買代金は7日連続2兆円割れ

大引けの日経平均は21,533.48円の31.67円安、TOPIXは1,571.32ポイントの3.57ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は764、値下がり銘柄数は1,297。出来高は11億3,868万株、売買代金は1兆9,437億円。
FRB議長の半期に一度の議会証言を控え、様子見姿勢となり、東証1部の売買代金は今年最長となる7日連続の2兆円割れとなった。
6月の工作機械受注が1千億円割れとなった影響で、ファナックやSMCなど設備投資関連が安い。
米中貿易摩擦が影響しているため、海運株も売られ、鉄鋼や化学、紙パルプといった素材産業も調整した。
建築検査のERIは今期減益予想で大幅安となり、かんぽ生命は不正販売問題で上場来安値を更新した。
一方、規制主導による料金値下げが終わりに近づきつつあるという見方から、KDDIやNTTドコモが買われた。
ユニゾHD(3258)はHISがホテル事業の拡大を狙い、ユニゾHDの株式を買い増す方向で検討していると報じられ、ストップ高となった。HISは資金負担が警戒され下落。
吉野家は「超特盛」がヒットにより、第1四半期で通期の営業利益計画に到達したことで高い。
業種別下落率上位は海運、紙パルプ、鉄鋼、化学、機械で、上昇率上位は鉱業、精密、情報通信、水産農林、医薬品。

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