TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] MSCI指数のリバランスによる資金流出が警戒され、日経平均は反落
速報・市況2022年5月31日

☆[概況/大引け] MSCI指数のリバランスによる資金流出が警戒され、日経平均は反落

大引けの日経平均は89円安の2万7,279円、TOPIXは9ポイント安の1,912ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は589、下落銘柄数は1,184。出来高は22億8,880万株、売買代金は5兆5,088億円。
MSCI指数のリバランスによる資金流出が警戒され、日経平均は反落した。
コンテナ船新造の発注が急増していることで、船腹需給緩和観測から海運市況が低下しているため、川崎汽船(9107)や商船三井が売られた。
一方、東京海上は船体保険契約の増加期待で上昇した。
EUがロシア産石油を年末までに90%輸入停止で合意したため、INPEXや石油資源開発が買われたが、燃料費上昇リスクでANAは安い。
住友不動産が8日ぶりの反落となった。
THKとDMG森精機は野村証券によるレーティング引き下げで売られた。
パイオラックスは配当性向100%を目指すことで大幅続伸となり、政府の国民皆歯科検診構想で松風が急騰した。

業種別下落率上位は海運、不動産、空運、電力ガス、その他製品で、上昇率上位は鉱業、保険、石油、鉄鋼、ゴム。(W)

関連記事