TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] WHOの緊急対応責任者が新型コロナの年内終息は非現実的と述べたため下落。旅行レジャー関連が安い
速報・市況2021年3月2日

☆[概況/大引け] WHOの緊急対応責任者が新型コロナの年内終息は非現実的と述べたため下落。旅行レジャー関連が安い

大引けの日経平均は29,408.17円の255.33円安、TOPIXは1,894.85ポイントの7.63ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は745、値下がり銘柄数は1,346。出来高は12億9,267万株、売買代金は2兆6,132億円。
米国株高を受けて、日経平均は取引開始直後に3万円に接近したが、大台回復には至らず、伸び悩んだ。
そして、世界保健機関(WHO)の緊急対応責任者が、年末までに新型コロナが終息するとの考えは時期尚早かつ非現実的との見方を示したため、下落に転じた。
ファーストリテイリングが売られ、ZHD(4689)はLINEとの経営統合完了で材料出尽くし感から下落した。
新型コロナの終息が難しいという見方から、旅行関連の日本航空やHIS、レジャー施設のラウンドワンとスポーツクラブの東祥、居酒屋の串カツ田中が安い。
日本アジアグループは1株当たり300円の特別配当を発表したため、旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスがTOB(株式公開買い付け)を撤回するのではないかという見方から急落した。
一方、セレスはブロックチェーン技術のコンサルティング企業と資本業務提携したことで急騰した。
業種別下落率上位は海運、空運、鉱業、紙パルプ、倉庫運輸で、上昇率上位は水産農林、ノンバンク、機械、精密、証券。

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