TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け]  値動きは乏しい。GMOグローバルサインやブイキューブは高いが、ソニーやメガバンク、トヨタは安い
速報・市況2020年10月14日

☆[概況/大引け]  値動きは乏しい。GMOグローバルサインやブイキューブは高いが、ソニーやメガバンク、トヨタは安い

大引けの日経平均は23,626.73円の24.95円高、TOPIXは1,643.90ポイントの5.20ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は735、値下がり銘柄数は1,357。出来高は9億6,737万株、売買代金は1兆9,458億円。
日銀によるETF買い期待が下支え要因となったが、値動きは乏しい状態だった。
東京エレクトロンは買われ、電子署名関連のGMOグローバルサインは大幅続伸となり、テレワーク関連およびオンライン診療関連期待のブイキューブは好調を持続した。
上期好決算のPR TIMESはストップ高となった。
大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJフロントリテイリング(3086)は上期の営業利益が34%減益だったが、株価は上昇した。第2四半期でのコスト圧縮に対し、第3四半期以降は外商や催事で攻めのコスト投入も開始する。SMBC日興証券では、上期に達成した損益分岐点引き下げと固定費削減が増収効果として現れるタイミングを期待したいと解説している。
半面、ソニーは「PS5」の小売価格が製造コストを下回ると推定したUBS証券が投資判断を「Neutral」に引き下げたことで安い。
米銀株安を受け、メガバンクも下落した。その他、トヨタや日本製鉄、日本航空も安い。
トレジャーファクトリーは上期営業赤字で大幅安となった。
業種別上昇率上位は小売、情報通信、精密、化学、サービスで、下落率上位は空運、鉄鋼、非鉄、ゴム、鉱業。

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